2020年から見られた新型コロナの影響により、中央および地方競馬場も非常に大変な時期を経験した。
コロナ下によってエンタメ業界全体が打撃を受けるにあたり、競馬界も一時は“無観客”での競馬を余儀なくされたり、場外馬券売り場(ウインズ)を閉鎖したりもした。ところが、予想以上に“無観客”での競馬や“巣ごもり”が世の中に定着したおかげか、競馬業界もその追い風を受けた大きな産業の一つであった。
そして、今でも右肩上がりの売り上げをどうやって上げているかというと、それはもちろん“ネットユーザー”からである。
よくよく考えて見れば、実際に競馬は昔からネットやゲーム、カジノなどと親和性が高かった。競馬ファンの中には、インターネットが発足した当初からネットで様々な情報を得ていた人も、少なくなかっただろう。例えば、オンラインカジノではワンダーカジノ 入金不要ボーナスなどの豊富なサービスが多くの人の興味を誘うが、実際に各競馬場がインターネットやアプリを使った馬券購入サービスを初めても、多くの人々はそれらにさほど大きな抵抗感がなかったように見られる。
さらに現在の競馬業界では、馬券等の発売に対する民間委託が可能となったり、賞金や人件費等の見直しなど大幅な経費の見直し、ナイター競馬開催の増加、民間参入によるインターネット発売が増加した事で、多少売上が減少しても確実に利益が出るような経営体質に移行しつつある。
極端な話、今やスマホを持ってさえいれば職場からでも馬券が買えてしまうのだ。しかも最近では、海外の競馬や地方競馬まで様々な場所の馬券さえも、ネットから簡単に変える時代になりつつあるのだ。